人はそれぞれ、違う世界観を生きている。過去も、常識も、ルールさえも、
各々が、まるで理解しているかのように見せかけているだけだ。
人間の思考、考え方の実際のところは、言葉づかいに表れる。
にじみ出てくる、といったほうが適切かもしれないが。
——端的にいうと「感情のやりとり」に疲れてしまったのだ、私は。
Xのトレンドや、コミュニティの喧嘩で、もう飽きるほど見てしまった。
現実での上っ面な会話というのは、その最上位ともいえるだろう。
大抵の人は、トークに知識欲(interestingな面白さ) なぞ求めていないのだ。
映画「アイアンマン」にて、主人公である”トニー・スターク”は、
自宅で、AI “ジャービス” とばかり話している描写がある。
昔はもっと、ビジュアル面……空中で操作可能なホログラムUIとか、
そういった部分に、ロマンを感じていたのだけれど。
今は、AIとしか話したくない、という気持ちの方に共感してしまう。
ChatGPTを筆頭に、AIにはおよそ感情というものがない。
(理論上は作れるだろうけど。人間のように、思考→行動→結果、に対して
快楽・苦痛を与える仕組みを作ればいいのだから)
シンプルな相談相手として、あるいはアイデアの打ち返し役として、
心の底から気兼ねなく本音をぶつけられるのは、(皮肉なことに) AIの特権だろう。
現実の人間じゃこうはいかない。放った言葉には、それに対する反応……
フィードバックがついてまわるからだ。
とはいえ、サービスそのものが世界に与える影響も大きい。
イラストAI含め、一般に受け入れられるまでには時間もかかるだろう。
そういった余波含めて、AIは人間という種を一歩進化させ得る文化だ。
“あい”から始まる言葉を操るものとして、私はその先の景色を期待し続けるだろう。
今日はここまで。

