26/01/17 ダンロン無印の感想

日記

ここ数日ディープな自分解析が続いていて食傷気味だと思うので、今日は口休めも兼ね、最近遊んだゲームの感想でも書いていこうと思う。

ダンガンロンパ。言わずと知れたサイコポップ推理アドベンチャー。物語好きを名乗っておきながら、なぜか今の今までこの作品を通っていなかった(&ネタバレを踏まなかった)。不思議なもんだ。

ただ実はV3(三作目?)のピンポイントに重要なネタバレだけ交通事故的な形で知ってしまっている。正直それがダンロンをやるのに二の足を踏んでいた最大の理由でもある。

ただ先日のニンダイでツーバイツーなる新作が出ると告知があってから気運は高まっていて、かつ12月にリメイク元にあたるスーパーダンロン2の全編配信も解禁されると聞き、さすがに重い腰を上げざるを得なかった。

好きな配信者の無印実況も見たくて見たくて仕方なかったし。ある程度時間が確保できるタイミングをつくり、一気に最後までプレイすることに決めた。

以下「無印ダンガンロンパ」ラストまでのネタバレを含みます。

    ◆

さすがに十年近くネットオタクやってりゃ、ある程度のゲーム性とか雰囲気は受動喫煙で知ってしまっている。そのうえでもやっぱ実際やってみると面白いものなんだなあと感じた。

とくに議論パートは秀逸。あの爽快感は唯一無二といってもいいんじゃないだろうか。ラストのギミックと併せて「ADVジャンルにおけるゲームシステム」の理想系、トップレベルの完成度だと思える。

キャラクターも魅力的で、よくあそこまで誇張というかハッタリの効いた人間を沢山用意できたなあ、と感心する。そしてそれを文字通り使い捨てにしていくようなストーリー運び(と度胸)にも。

演出面では音楽も名曲揃いだ。ちゃんとシーンごとの意図に合わせて、印象に残る曲や雰囲気作りに後ろから支えるような曲がかかってくれる。そして小松崎先生のアートスタイルも見事に世界観を支えていた。

肝心のストーリーについて。デスゲームものという前提知識はあったため、ある程度覚悟はしていたが結構救いのないシナリオに心がキリキリした。それと思った以上に露悪的だったのには面食らった。

過激さや刺激の強さがR18作品のそれに近いのに、マルチルート制で救いが用意されているわけでもないのがビックリだったというか。家庭用ゲームにしては思い切ったなあと感じた。

全体の流れとしては、序盤から終盤まで起伏があって飽きにくい工夫がされていたと思う。ただ推理ものとしては結構難易度が低かった印象だ。順当に証拠を集めていたら自ずと分かるくらいの。

後述するリアリティラインの低さも相まって少し釈然としない展開もあるにはあったが……概ね納得のいく範囲には収まっていたと思う。章別に好きな順でいうとC5,6≒C1>C2=C4>C3かな。

それと仕方ないことだが、魅力的なキャラが終盤になるにつれどんどん減っていったことで寂しさはどうしても感じてしまった。物語の幅というか面白みみたいなものも狭まってたし。

狭い関係性になった分、その中での描写はしっかりとされていたのでここは素直に評価できる。ただシステムが好感度管理型だっていうのも含めマルチルート制でいろんな組み合わせを見れたらなおよかったなとは思う。

オチについても、納得はいっているが満足したかと言われると頷きづらい部分がある。ノーマルエンド味を強く感じてしまったというか、それで本当に希望を持てるの? と最後の最後に主人公に置いて行かれたというか。

この辺はシリーズ化されていることを先に知っていてよかったと思える部分だ。いろいろ釈然としない部分にもまだ希望が持てる。希望は前へ進むんだ!

んで世界観。さっきも言ったとおりリアリティラインが低い。超高校級の云々、モノクマを筆頭とするハイテク機器の数々、律儀にルールを守る黒幕、記憶消去まわりなど、敵味方双方にご都合的な部分が多すぎる。

この辺がノイズになって少し没入を削がれてしまった。もうちょっとロジックというか理由付けがされていればよかったな、という重箱の隅をつつくレベルの話だけれど。

……こんなところかな。後半ちょっと下げ気味になっちゃったけれど、総合的に見れば十何時間しっかり楽しみきれた、納得の傑作だったと思います。

今は小説ダンガンロンパ/ゼロを読んでいるので、それが終われば2に手を出す予定です。でもリメイク版来るまで待とうかな……と贅沢な悩み中。まあでも我慢できずにやっちゃうだろうな。

今日はここまで。

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