アメコミアクション映画。ザック・スナイダー監督作品。80点。元祖ヒーロー、旧DCユニバース版の「スーパーマン」。
テーマは「共存」だろう。異なる星の生き物でも理解しあえるかという。
“信じること”が恐らく回答になるのだが、意外にも中盤で答え自体は摑んでしまう。それを実践して人々に信じられるところまで描いてテーマの答えということなんだろうな。
作風はシリアスでダーク。ストーリー的にも絵的にも重々しい。娯楽作品としてはやや暗すぎるが、方向性としてブレずに一貫しているのでアリ。
演出は最高峰。今見てもハイクオリティの戦闘描写。強さを存分に表現できている。音楽もやや過剰気味なのは否めないものの、しっかりと仕事しているように思う。
ところどころに見栄え優先の「それでいいんか」があるけど、映像美とアクションが見事すぎて見逃せるラインかな。
テンポは悪くないのだが、いかんせん長尺(2時間23分)なので、やや疲れる部分はあった。オリジン作品としてはまだいい方だと思う。
世界観はちょい複雑。オリジナル用語が多すぎて直感的ではない部分も多い。絵面の強さでカバーはできていたが、もう少しシンプルだとよかったなとは思う。
キャラは見事。かなりリアリティ優先で、しかもブレないのがいい。敵役であるゾット将軍もいいキャラしてた。感情移入できる悪役はいい悪役だ。
UXは専用用語の多さで困惑したくらいで、他は十分カバーできてたと思う。ロイスという一般人に質問させる方式で相当理解の補助はしていたし。
構造に関してはほぼ文句なし。もうちょい短くまとまってたらよかったなぐらい。
総じて、やっぱり面白い作品だなと思えた。これはこれでやっぱりいい。
次回は映画「バットマン ビギンズ」の感想を投稿予定です。
今日はここまで。

