君は、かいけつゾロリを知っているか?
まぁ流石に、有名すぎるとは思う。
幼少期に本を読む習慣がある人ならば、
一度は見たことがあるはずだ。
まだ読んでいない方向けに、一言でこの本を伝えるとするなら、
「オタクが好きなもの全部入りのエンタメ絵本」だ。
時事ネタ、メタネタ、伏線回収、隠し要素・・・
キャラの魅力、数回の閲覧に耐えうるコンテンツ。
そういった、オタク的な性質を過去に遡ると、
あれ、原体験がゾロリだな?と思うことが多い。
特に伏線回収は鮮やかで、それでいて予測不能。
ギャグは小学生でも笑える下ネタ系な分、
ストーリー自体は筋が通り、理屈もあるのが末恐ろしい。
これらのロジカルな部分は、原ゆたか先生自らが語っているnoteがある。
興味があるなら、ぜひ読んでいただきたい。

さて、なぜこんな話を持ち出したのか。
私が幼少期「図書館」「図書室」にかなり通っていたタイプの
人間であったことを思い出したからだ。
毎週土曜、ピアノの習い事の帰り道。
先週に借りた本を返し、また上限いっぱいまで借りる。
まあ小さい頃の話なので、ほとんどが絵本だったが。
なにぶん田舎なうえ、当時はインターネットを自由に使えなかった。
また、その割にゲーム機は小学校高学年まで買うのを渋られていた。
そうなると、私としても本に熱中せざるを得なかったと言える。
他のエンタメは、せいぜいがアニメ程度だったし。
まぁ色々他にも印象深い本はある。
( ぼくの七日間戦争とか、グレックのダメ日記とか)
ただ、今現在オタクをしている身としては、
エンタメのなんたるかを教えてくれた、ゾロリせんせが印象深い。
いつか私も、子供に届くコンテンツを作り出せるだろうか。
そう思いながら、今日も陰鬱なストーリーを頭に思い描くのだった。


