私は他人の思考というか、論理を知るのが好きだ。
クリエイターインタビューなどはまさにその典型例。
本人の中で確立している方法論、ジンクス、ノウハウ……
そういった考えを、原液のまま受け取ることができる。
現代のエンタメ作品は、シビアな言い方をすると
カリスマクリエイターの作家性に大きく依存している。
古くは宮崎駿から、映画、漫画、音楽、ゲーム――
人は、娯楽に「信頼できる作り手」を求めるもの。
現代では娯楽の消費速度も早い。一度話題になれば
崇め奉られ神と表され、期待に添えなければすぐポイだ。
うち動画は現代でも有数の大量生産消費娯楽だ。
これと消費速度でタメを貼れるのはソシャゲぐらいだろう。
まぁ大抵の人間は、暇つぶしのために娯楽を消費する。
それか共通の話題作りのためだろう。
近年の「倍速視聴・10秒スキップ・ファスト映画」などは
それも遠因の一つだろうと考えているが、それはそれ。
(映画を早送りで観る人たち、という本の受け売りだが。
多様な観点からこの問題を深掘りしているのでオススメ)
私のように、娯楽で人生に影響が欲しいのは少数派だ。
故に、マスへ向けて商品を発売する”商業”の場では
テーマ性・作家性より娯楽の面が重視される。
それはもう、プロとしてやっていくには仕方ないことだ。
一般に名作と呼ばれる作品は、そのバランスが
黄金比のように美しい。”君の名は” はその典型例だろう。
私はある程度折り合いがついている
(というよりは、黄金比探しを楽しめている)が、
現代の尖りまくった作品を見て「私もこういうのを……」
と創作に入り、それを仕事にしようとすると、
いつかそういった面とぶつかる時が来るのだろうな、
と少し物思いに耽っていたのでした。
一週間半もアウトプットがないと、話題が溜まって
仕方ないものだ。しばらくはネタに困らなそう。
今日は、このあたりで。

