24/07/28 第五物語理論

日記
24/07/27 物語理論
私はこれまで、たくさんのエンタメ作品...

さて昨日の続き。第一から第四までは、すでに語ったとおりだ。
2ヶ月も時間を消し飛ばして、思いついた最新の理論とは……。

第五物語理論、「文脈」。納得の理論。

簡単にいうならば「出来事Aと出来事Bの因果的つながり」のことだ。
事件(共有化された経験)を前提として発生した、新たなドラマ。

納得と感動を支える下地。建築でいうと、土台や大黒柱といったところか。
文脈があれば、事件への感情移入がしやすくなり、説得力も向上する。

むかしあった事柄、過ぎ去った思い出の追体験。
身内ノリの面白さや、物語理論が作ろうとしているもの、の答えでもある。

ユーザーに描写・追体験させることで新たに作り出せるし、
埋もれている記憶から、共有化できる経験を発見することも可能だ。

例えば……仮に「旅行」というイベントを描写したいとする。
このままでは、なんの面白みもないバケーションだ。文脈がない。

ここに「今年の卒業旅行は中止だった」という事件を用意すると、
不思議とリベンジ旅行の光景が見えてくる。これが文脈だ。

さらに「卒業すると仲良しグループは離ればなれに」という未来の事件も。
もしも、この旅行すら中止になってしまったら……取り返しがつかなそう。

——というように、事件Aを通してBへどう向き合うかを示すのが文脈だ。
伝奇、大河、IFや二次が人気なのは、例でいう事件Aが周知の事実なのが大きい。

いままで紹介した全五つの要素。これらを使って自分でも物語を創る。
果たして私に可能かどうか……来月をお楽しみにお待ちください。

今日はここまで。

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