私の書く文章は、何というか無味無臭な感じがする。
よく言えば純文学的だが、悪く言えば地味。
ありきたりって言ったらそこまでだけど、なんか……こう……
もうすこし、ケレン味溢れる世界観でもいいのかも?
これまで書いたSSも、現実に即したネタが多い。
当たり前のことって、やっぱり「特筆性がない」んだよな。
日常を「面白く」書くには、かなり筆力が必要なのだ。
それに気付かなかったが故に、ずっと悩み続けていたわけで。
常識を活字にしたところで、面白みは全く出ないのに。
興味関心を引く発想を、どうしても出し惜しみしてしまう。
書く側になると、どうにも読み手のマインドを忘れがちになる。
今までの作品に悪党が出てこないのが、日和っている証左。
というか、登場人物を皆いい人にしすぎるきらいはある。
嫌われたくないという私の性質が、キャラにも影響しているのだ。
作者的には、頭を痛めて産み育てた「自分の子」なので、
できれば愛してほしいと思ってしまう。そういう性なのだろう。
記憶を思い返せば、嫌いになったキャラなんてそうそういない。
どんな大悪党だって、描写次第で好きになるのがザラだ。
残酷なことを言うなら、印象に残らない時点で負けで。
作品を象徴するようなぶっ飛んだ設定、キャラが必要なのだろう。
今日はここまで。

