なぜだか分からないが、本の類いは他媒体に比べ規制が緩い。
本屋に行けば、嫌でもその事実を目の当たりにする。
インターネットも無秩序の極み。感覚が麻痺しているが、
事実上の無法地帯と化しているのは否定できない。
チキンレースに慣れきったオタクには日常風景でも、
一般の人から観ればとんでもない変態なのは間違いない。
現実問題、どうあがいても創作物は無秩序になる定め……
あるいは業を背負っている。芸術とは根本的に「そういうもの」。
ビジネス的にも精神的にも、奇抜で派手なものを望まれる以上、
業界の自己規制と消費者側の分別に任せるほかない気はする。
広告なども、放っておくと刺激チキンレースと化してしまうが、
資本主義的に仕方ない。現行のルールではそれが最適解だからだ。
青少年の育成にどうこう、っていうのは……同意はするけど、
それを踏まえて教育するのが、社会と親の役割なんじゃないかなとも思う。
個人的には、傷ついている人を無視したくはないのだが、
どこまでを配慮とし、どこからをエゴの押しつけとするか分からない。
創作物から受ける影響をコントロールしようだなんて、
それこそ余計なお世話に過ぎないのかもしれないし。
極論、人はただ生きてそこにいるだけで影響を与えてしまう。
良きにしろ悪しきにしろ、その責任は負わなければならない。
ただ、無意識に、当然のように傷つけてしまうよりは……
覚悟を持ち責任を自覚して、考え続けたいと私は思う。
今日はここまで。

