お気持ち表明、という言葉がある。
私見を含む主張を揶揄・冷笑する際に使われがちだ。
現実問題、インターネット上に存在する全情報は、
個人の感想を含めて「コンテンツ」扱いされる。
Youtube等のコメント欄には、👍と👎が付けられる。
感想の価値付けとして、とても合理的なシステムだ。
基本的に、上位に(優先して)表示されるコメントは
何らかの形で他人に恩恵を与えるものがほとんど。
歌動画の歌詞書き出し、面白動画では言葉遊び、
ライブ配信のタイムスタンプ、独特な視点での別解釈……
ただ「面白かった」だとか書くだけでは下に沈む。
優先して表示する価値がないと判断される仕組みだ。
(感想の絶対数が少なければ、自身の感想の代弁者として
👍を与えられることはあるが、理屈はまったく同じ)
あなたの気持ちに価値を付けましょう。
ただの感想には興味ありません。
毒にも薬にもならない、ありきたりでありふれた思い。
そんなものは、沈めてしまいましょう。
物議を醸し、論争を招くネガティブな感想。
サービスの使用に貢献するので、優先して見せましょう。
そういう意味で、お気持ち表明は「負の価値」を持つ。
だからこそ、埋もれずに話題になってしまう。
気持ちを言葉にすると、他人に自分の意志を伝えられる。
そんな常識を、再認識しなければいけない時代なのだろう。
今日はここまで。

